
ところが最近の消防点検で3Fの感知器が作動しなくなり断線したものと思われ入居者の協力のもと数回調査を進めてきたのですが原因個所が特定できず打合せ提案を進めて電圧のある総合盤から新たに各戸の定温スポット感知器へ配線工事を断行する事になりました。鉄筋コンクリートむき出しの建物なので隠蔽できる箇所が無くほぼモールによる施工。正直、露出配線は見た目もそうですし施工自体も隠蔽配線より大変だったりします。フレキの塩ビ配管とどっちにするか工事の仲間より相談されフレキの方が施工は楽だが見た目はモールの方が良いとの事でモール施工となりました。自分的にはフレキの方が見た目いいかなと思っていたんですが、段差とか分岐とかあると見た目が悪くなってしまうのかなと思いモールという事にしました。
共用部工事は2日~3日を予定していたんですが、工事が順調に進み3人で1日で終わりました。防火戸部分の貫通個所が懸案でしたが防火戸枠の端の部分しか通す個所が無く鉄用のドリルと中はコンクリドリルで貫通させて何とか4芯ケーブルを通しあとは1号モールで各戸まで配線、各戸にジョイントBOXをつけて電圧が来ている事を確認。自分はいつも通り補助役に徹し仲間と後輩に工事は任せて、せいぜいコンクリビスを止めたりモールの中にケーブルを通してモールのふたを閉めたり程度で穴開けやモールカッターでの長さ調整などは全てやってもらいました。なんか10年以上前の遡及適用ラッシュの時は応援でやってた気がしますが‥‥忘れましたね(笑)
モールで使用する部品としてエンド、曲がり、イリズミ、デズミ、コンビなどがあります。今回は曲がりを多く使用。コンビはモールとジョイントBOXの間に使用、イリズミ、デズミは少し使用しました。仕上がりを奇麗にするのに必須アイテムですね。
あとは後日各戸と日時を調整して施工となりました。ジョイントBOX付近から居室内に貫通させる個所をどこにするのか、いい場所を見つけるのが大変そう。貫通個所に本棚とか冷蔵庫とかあるかもしれないし…中に入ってみてからのお楽しみです。貫通個所から定温までの配線ルートも露出がメインになるのでちょっと心配。定温に接続されている既存配線は外して送りにして天井裏へしまう予定。昔の配線のため総合盤にくる前に感知器へ先に配線が来ているようで既存配線を外してしまうと総合盤に電圧がかからない可能性が高い。
↓↓新ブログでもランキング登録しました! 是非ブログを読んだらクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
この記事へのコメント