大規模マンション点検の応援

okuzyohokyu.jpg 先日、久しぶりに他社の大規模マンションの点検応援に行ってきました。ここのところ自社点検ばかりで他社の点検を見る機会が少なかったので大変、いろいろと勉強になりました。物凄く用意周到に段取り、点検準備をされている防災屋さんで自分も真似しないとなぁと思いつつ自分にはそこまでやれる自信が無い…理想と現実が合致しないかなと思ってしまいました。真似できる事は是非実行しなければ!!

点検が9時開始でしたが集合が8時。9時からの時間指定が結構あり新規物件なので何があるかわからないし事前打ち合わせもするのでとの事でした。自分は今まで大事な点検でも30分前に集合するくらいで1時間前にする事は無かった(汗)最近では通常の点検は集合時間イコール点検開始時間という事もしばしば。何て意識がかけ離れているのか。1時間前に集合は無理でも30分前に集合を考えてみようかと思う。点検前に時間があっても点検員同士でコミュニケーションも図れるし結構良いなと思いました。

点検前にマンションで渡される腕章、無線、A4折り畳みクリップボードに挟んだ認印表、デジカメを渡された。今回、4名で入居者宅を回ったのでデジカメを持っている社員以外の3人分のデジカメを準備されていた。共用部の点検員を含めると7名で熱棒は全部で6本…スゴイ!儲かっているなぁ。とてもこんな準備できない…ちゃんと、道具を置くためにブルーシートを準備し置く場所の許可を得てから道具を置いた。そして認印表も完璧であった。2枚あって1枚はメモ書き用、1枚は印を押すためだけ用。メモ書き用に時間指定日時が印刷されてある。再点検日時の時間指定日時は別の色(青色)で印刷されてある。自火報だけでなく避難器具がある世帯は当然、避の欄もあってすぐわかるようになっていた。

点検では責任者より無線でいろいろな指示が飛びまくり、自分が点検を始めた頃に主体的に応援していた防災屋の社長を思い出してしまった。あのお方も情熱もって点検してたなぁぁ。ホント頭が下がります。迷惑をかけないよう緊張感持って作業に徹しておりましたが2点ほどミスをしてしまいダメだなと。1つは管理人室のギロチンシャッターで枠を外さないと復旧ができないタイプでビスが6か所あって2人でビスを外し戻したのですが、戻すときにもう一人の方が1か所、「遊びを作っておくよ」という事できっちり閉めなかったのですが、最後閉め忘れてそのままにしてしまい管理人さんから指摘されてしまいました。自分のビス止め個所だけ注意していて全てをチェックしなかったのが良くなかったです。あと、垂れ壁の点検で植木鉢の木がラインにぶつかるので少し動かしていたのですが戻し忘れ。やはり点検は細かい作業の積み重ねですから常にチェックチェックが必要です。忘れそうならすぐにメモ書きするよう習慣づけないといけませんね。

写真は屋上補給水槽の満減水端子です。水位は異常無いのに誤報が起きるので調べてみたところ見た事のない端子。写真ではわかりずらいですが、満水減衰の3端子から普通の3本の電線が下がっており、減水場所と満水場所のところで鉄のビスが電線の真ん中に刺さっていて通電する仕組みだ。とりあえず電線が汚かったので拭いてきれいにして端子を剥き直して様子を見ることにした。

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