スプリンクラー及び自火報の消防検査

Dsc_1721.jpg 先日、工事打合せに伺ってから約3カ月やっと消防検査にこぎつけました。前にもブログで書いたのですが弊社がメンテしている老健施設でお風呂場部分の改修工事があり感知器増設個所及びスプリンクラーヘッドの増設、移設、撤去が発生するための工事。完全に目算を誤って見積してしまい正直久々の赤字工事でした。SPヘッドや感知器の増設個数は大した数量ではないのですが建築側工事に完全に振り回されて何回も足を運ぶ事になったことと、SP工事については天井部分を解体して初めてわかった事、つまり25A配管しかなく各々2個ずつSPヘッドが設置されているため、これ以上のSPヘッド増設ができない事が判明。

よって、廊下側の太い配管径のところから配管分岐が必要であり廊下からお風呂場へ配管増設するにはコア抜きが必要となった。一応、コア抜き及び廊下からの増設費用は追加見積で最低限頂く事で助かったが、あくまで追加工事なんで儲けの出る見積を出す訳にはいかず…やはり建築側が絡む工事は一度に実施する工事は大したことが無いが数多く足を運ぶ事を考えて見積もりしなければならないと痛切に感じた次第。天井裏での配管工事は難しいとの事でマジックジョイントで施工したのでその分の費用も発生。

何度も脚を運んで大変な工事も消防検査はあっという間に終わりました。SPヘッドは目視で場所の確認をするのみ、あとは感知器を作動させるだけなので30分程度で終了。無事に終われば大変だったことも忘れてしまいそうですが、やはり建築の絡む工事は点検メインの会社はあまり手を出さない方がよいなと思いました。急に明日あさって来てくれとか、点検メインの極小企業では調整が無理。工事監督の方は急なスケジュール変更とか当たり前だろ?何をそんなに怒っているんだみたいな事を言われますが(汗)そりゃ目の前の急なスケジュール変更は怒りたくもなりますね。

でもちょっと最近過敏になっている気もします。点検の元請けから消防届出したかどうか電話で聞かれてまだ行けてないんですと言うと、今日すぐ届出に行ってくれと言われてしまい相当カチンと来ました。あとからどうして冷静にお話できないかなぁと反省した次第です。数年前ならそんな対応していただろうか?謙虚な気持ちを忘れないようにしなければいけません。


写真は能美の煙試験機のジャバラですがちぎれてしまいました…ビニールテープとかガムテープとか全然くっつかなくて補修できず新しいジャバラを購入依頼しました。ジャバラだけで6000円もするんです(汗)

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この記事へのコメント

  • 通りすがり

    この手のシリコンは、スリーボンドの一液無溶剤系湿気硬化型弾性接着剤でくっつきますよ~¥2000ちょっとしますが。。。

    少し切れたくらいなら、補修しながら使うとなお良いです。

    うちは写真のくらい切れたやつでも、くっつけて使ってますがw

    2019年07月04日 08:52
  • うめうめ

    >通りすがりさん

    貴重なコメントありがとうございます!
    早速買ってやってみたいと思います。いろいろ試したんですが全然くっつかなくて諦めてました。
    2019年09月17日 16:32