
さて先日は倉庫の点検に行きましたが、そんな事でいつもは後輩に頑張ってもらっている自火報の点検を私がやって消火器を新しい方に教えて一人で点検してみてもらいました。事前に消防設備点検だという事を伝えてはおいたのですが、やはり倉庫なので物品がたくさんあって感知器の真下に行けない個所が多数。吹き抜けでない低い箇所でも通常の棒では斜めにしたらとても届かない。お客様の担当者は「届かなければどかしますから言ってくださいね~」と優しく言ってましたが、いくらフォークリフトを使ってもどかすのは結構大変だし時間かかりそうだなと思い、何とか長尺を使用して斜めにして煙感知器の作動試験をしていきました。
使用した長尺は能美の6mタイプの長尺ですが、煙試験機でもしならないガッチリしていてとても使いやすいのですが結構重いので斜めにするとかなりキツイ。結構伸ばすと45度未満で踏ん張る事ができない。でも、それでは感知器に届かない…そこで考えたのが魔女のホウキのようにまたがって支えてテコにして釣り竿のように持ち上げる。これなら何とか感知器をあぶる事が出来た。それでも明日は間違いなく筋肉痛だなぁと思いながら踏ん張って何とか点検完了。防火シャッターもいつも受信機なのですが、受信機操作を教えて自分は現場で高場の点検口を開き復旧ワイヤーを引っ張って点検。やはり現場をたまには頑張らねばと思う次第。
そのあと二件目の物件は同じ客先の小さな倉庫なのですが、こちらは以前、断線警報がしょっちゅう鳴って抵抗を入れて感知器配線引き直しの見積もりを提出したまま年数が経過した物件。断線が表示されていた警戒側の感知器を長尺を使用して作動試験をしていくと問題無く差動スポットの確認灯が点灯する。ムムムッ直ったのか?と思い受信機のLCにはさんでおいた抵抗を外すとやはり断線。引き続き作動試験を続けていき、最後の13個目の差動スポットをあぶると…発報せず。うーーん、12個目と13個目の間が断線しているのか、13個めの感知器で配線が外れているのか、ぎりぎり13個めで電圧が足りないのか?高場で感知器が外せずローリングタワーでも立てないと調べられない…ただ、状況としては断線しているものの、13個中12個は作動しベル鳴動するので最悪の状況ではない事が判明。あとは高場調査費用を捻出して頂けたらなと思います。
写真はよく見る防火シャッターの手動起動装置ですね。この手動起動装置の割りガラスですが写真のように奥に入り込むと取り出すのに一苦労・・・二人でやっても結構器用でないと取り出せないしシャッタ起動するし・・・(こちらは電動なので問題無いですが)
↓↓新ブログでもランキング登録しました! 是非ブログを読んだらクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
この記事へのコメント