宅地建物取引主任者試験受験

 先日10月20日に宅地建物取引主任者試験に受験してきました。結果は撃沈⤵⤵50問中25問正解の50点でした。
本試験は不動産会社で宅地建物取引をされる方が取る資格になりまして消防設備士が取る資格ではないのですが、意外にも知り合いの消防設備士で免許を持っている方が3人もいます。うち昨年取得した方に薦められて受験したのですが勉強不足が否めず惨敗でありました。

参考書が500ページあって、まあ正直なところ範囲が広く覚える以前に一通り読み終わった時点で受験になってしまいましたが、勉強時間をしっかり確保して模擬試験を何度か繰り返して間違えたところを復習とかを何回も繰り返せば合格は間違いないなと確信した次第です。果たしてその勉強時間の確保ができるかどうかが問題なのですが、来年は何とかリベンジしたいと思います。

特にこの資格を取る主な理由は無いのですが、消防設備の仕事をする上で最近では建築設備定期検査や特定建築物定期調査、防火設備定期検査の仕事を請けるようにもなり建築基準法も覚えていかねばなりませんので宅地建物取引主任者試験では建築基準法の出題が一部ありますし、また消防設備士の仕事をする上で管理会社さんやオーナーさんと関わる機会が多いので資格を取っていれば対等に話ができるなぁと考えたりする次第であります。

現に資格取得を薦めた消防設備士の方は取得したあと不動産業も開業しており、「西所沢のいいところに事務所もある訳だし自分も同じように開業を是非するべきだ!!」と薦められていますが(笑)宅建業を開業するには営業保証金1000万を供託するか、全日本不動産協会へ加入し、「弁済業務分担金」の供託金60万を収めるかの二択でありますが、当然1000万を収める余裕なんかないですので全日本不動産協会への加盟という事になるでしょう。それ以前に建設業許可申請をしなければと思いつつ全く進んでいない…

さて試験ってどんな感じかというと、4択50問の試験で、35~37問つまり70点~75点以上とれば合格です。なので、ある程度勉強すれば気合で何とかなるかな??と思いましたが、通常の試験ですと誤っている問を一つ選べとか正しい問を一つ選べとかなんですが、50問中10問弱正しい問が何問あるか選べという問いがあるのです。これが厄介・・・しっかり4択全てを把握していないと解けない問題で消去法とか使えないんですね。

試験の内容は?というと権利関係つまり民法の問題が14問、.宅建業法が20問、.法令上の制限が8問、.税金その他が8問出ます。ところが、参考書を見ると500ページ中、半分以上が民法なんです。ここを読むのに時間を取られました。正直、それ以外の3つの箇所に限定して勉強すればもっと点数が伸びたかもしれませんね。建築基準法も法令上の制限ですし、来年はこっちの方から先に勉強を始めたいと思います。まあ一通り読んで大まかな内容はつかめました。高価な土地建物を取引するうえで購入する方を守る法律や法律による様々な制約があるという事を理解する資格ですね。流石に消防関係の問題は一問も出ませんでしたが、唯一、50問目の共同住宅には非常照明を設置しなければならないという設問は誤りだという事は消防設備点検をしているのですぐわかりました。

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