
今秋は台風や大雨がひどく誤作動も多発し大変でありました。きっと、他の消防設備業者さんも大変だったのではないでしょうか?でも、本当に大変なのは消防士さん。ありがとうございます。誤作動でベルが鳴りっぱなしで電話する先は基本、消防署ですからね。同業者の飲み会で参加してくれた消防士さんが台風の誤作動出動で大変でしたとグループLINEありました・・・お疲れ様です。
先日発生した誤作動では倉庫と倉庫の間の下屋部分の警戒が発報し復旧しない事象が発生。以前より誤作動が起きている個所でもあり、感知器の確認灯も点灯していないのに発報しっぱなしで原因解明するより引き直し&感知器交換の方が間違いないと提案し工事してきました。
天井高が5.5mあり、倉庫なんでフォークリフトが置いてあるため貸して欲しい旨を伝えるがコンプライアンス上、無理だとの事(泣)以前、フォークリフトの荷台に人が乗って事故があったらしい。これからどんどん制限が増えていくんだろうな。二連梯子も立てかける場所が貧弱で怖いので、久々ローリングタワーを借用して設営することにしました。
以前は16.5mの天井高の煙感知器をあぶるのにローリングタワーを年2回借用していましたがその物件が無くなってから3年ぶりの設営でしたので最初は四苦八苦しながらでしたが慣れると結構簡単に3段設営。3人で9時から開始。ローリングタワー上では一人でしか作業できないし手わけして作業できないので丸1日かかるかと思いましたが感知器3個め位からスムーズに進み10個の差動感知器と配線を14時過ぎに完了しました。
差動スポット感知器は結局、普通のパナソニックのBV42208Kを使用。最初は差動スポット防水型(パナソニックBV429221)を使おうかと思っていましたが、サーミスタタイプで逆に何か誤作動が怖いので通常タイプにしてしまいました。サーミスタの差動もやはり台風などの気圧の変化に弱いのでしょうか?せめて10年くらいは何も起こらない事を祈ります。
写真はマンション共用部の消火栓&連送BOXです。なんか、台風の時にBOX内の内圧が上がって蓋がはじけ飛んだらしい?このBOXを交換するとなると消火栓、連送の配管を外したり、非常コンセントや自火報の配線も外して新たなBOXを採寸して作る必要がありそうで結構大工事になりそうだったので、いつも助けて頂いている自火報工事の仲間にハンマーとサンダーとドリルを駆使して直してもらい数万円で修理致しました。


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