
師走前の忙しいさなか消防設備点検資格者再講習受講してきました。取得してから3回目の再講習になります。取得してから15年も経ってしまったのか…消防設備士全制覇しているので点検資格者を持っておく理由は無いのですが申し込みをした時期はそれほど忙しくなくて2日ばかり講習行くのも良いかな?と思って行きましたけど業務が忙しくなってしまい申し込みしたのをかなり後悔。次回はもう失効でもいいかな?と考えています。そろそろ断捨離じゃないですけど余計なものは削ぎ落していかねばと。
点検資格者の再講習は講習後の試験等が無いので、頑張って講義を聞く必要もないんですが、定期的に見回りの監督員が来て着席状況をチェックして寝ている人は起こされたりします。初日の1種はなんと一番後ろの一番端という絶好位置で全体を見渡せるし誰にも見られないため監督員がいない事を見計らってスマホやり放題。点検表の赤入れとか点検の予定組みとかいろいろできて仕事がかなり捗りました。たまにいいお話もあるんでそういう時はお話に集中して(笑)2日目は残念ながら真ん中ちょっと後ろになってしまい、初日と比べて全然違うんだなと痛感しました。とても堂々とスマホ触る事は全くできません。周りを気にしながらたまにチェックする程度。仕方なく授業を聞いてましたが残念ながら初日の1種の方の方がはるかに経験談を交えて良い話をしていたので逆だったらなぁと
授業の中で勉強になったこと等を書いていきたいと思います。まず空気管式の点検でよく理解してなかったんですが通常の点検ではポンプ試験(火災作動試験)にて不作動だった場合に検出器側が悪いのか、空気管側が悪いのか切り分けするためにマノメーターによる接点水高試験や流通試験をするとの事。空気管は学校の体育館で常に出くわしていて、ごく稀に空気管不作動がありますね。その際は検出器の交換見積していますが本来は流通試験で空気管側に問題が無いのか接点水高試験で検出器側に問題が無いのか切り分けして検出器側に問題があれば検出器交換という流れが良いかと思います。
流通試験は名前の通り空気管内に空気が流通するかの試験で空気管に漏れやつぶれ、つまりがないかの試験ですね。接点水高試験は検出器内のダイヤフラムが正常に動作して接点が閉じるかどうかの試験です。マノメーターを持っているため今度持参して試してみたいですね。
また勉強になったのが、今までは300平米以上の非特定防火対象物に福祉施設がテナントとして入った際には全体が複合用途の16項イとなり建物全体に自動火災報知設備を設置する必要があったが、令別表第一に掲げる防火対象物の一部改正により、全体ではなく福祉施設が入るテナント部分にのみ小規模特定用途複合防火対象物として特定小規模用の自火報設備つまり無線式の住警を設置すればよい事となったようだ。
こういった新たな情報をゲットするとき、不思議と関わっている案件があって3F建ての事業所物件の2Fにグループホームが入居するという事で建物全体の自火報設置の見積をしたのであるが、2Fだけの設置で良いのかもしれない。早速、消防署に図面をもって相談に行こうと思う。
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