
世間はコロナウィルスに踊らされまくり、もう少し落ち着くかと思っていたのですが、未だにコロナの話題で持ちきりであります。
我々の業界は影響あるのか?というと何とコロナのせいで現場が無くなったという声が全く聞こえてきません。世間は無観客だとか営業休止だとか自粛ムードで倒産企業も出てきたりと大変なんですが、我々消防設備業界は年度末を乗りきるために休みなく必死に戦っております。
最近人手が足りず、wave1という消防設備の会社がリリースしたビルメという消防設備業者とフリーランスをマッチングするサイトに登録したところ早速、使い方を説明したいと来社頂き3月に3日間応援に来てもらうことが決まりました。
なんと、こちらの会社の社長が最近、本を出版したらしく、その名も「最強の仕事 消防設備点検」というもの。最強の仕事ってのはおこがましいが、確かにコロナの影響を全く受けないから最強かもしれない。打ち合わせの際に本をプレゼントして頂きました!アマゾンで売っているらしいので買ってみてください。また今度、宣伝してみたいと思います。
さて、タイトルの件ですが少し時間ができたので、なかなかやる気の出なかった消防計画に着手しました。消防計画の作成がなかなか進まない最大の原因は避難経路図や管理権原の及ぶ範囲の作成が大変なことにあります。
自分は小さい頃から美術等の芸術的なセンスが全くなく頭に図を描いて紙に起こす能力が無い(汗)最近は大きくてもせいぜい1万平米程度の何度も行ったことのある案件ばかりで迷うことはないですが、新規の2万平米以上の建物なんて行くとすぐ方向音痴になりがちです。図面をみて自分のいる場所を把握する能力もだいぶヤバくなってきました。
今回作るのは管理権原の範囲であれば、ぱっと見て共用部分(階段、廊下、ベランダ、エントランス等)か居住部分かテナント部分かを区別できる簡易的な図面ができれば良いのですが、それが難しい...避難経路図となると、そこに避難する方向を図示したり避難器具の場所を落としたり。
何もないところから想像して上のような図面を起こすのは本当に大変。建物図面があればそれを簡略化していけば良いのだろうけど図面が複雑であればあるほど大変なのであろう。作成にはEXCELを使用。EXCELも使いづらいけどWORDはなおのこと使いづらい。未だに標準ソフトとして使用されているのが不思議でならない。(1)とか①とか使って段落にすると、エンターKeyで勝手に改行されたり、テキストボックスを置くとすぐに文字が変な所に行ったり。自分がワードを使いこなせていない以前の問題のように思う。
簡易図面を作る上でEXCELはまあまあ使いやすい。写真でわかるかどうかですが、まず始めにセルを縦横同等に細かくする。そうすると部屋とか廊下とか階段とか作る際に範囲を指定してセル結合をして作成していくとセル罫線で書くことができるし、同じ間取りとかをコピーしやすいしとてもやりやすい。新設の工事や大規模工事をやらない街場の消防設備士程度であればCADを覚えなくてもEXCELで行けると思う。
最初はどうなるかと思ったが、流石に何十回行っている建物なので、各世帯、共用廊下、内階段、外階段、ベランダ部分を思いだし各階の簡易平面図を作成することができた。消防計画作成も含めて半日程度を要したけど、消防計画作成にやる気が出ないのは労力の割にあまり費用を取れないからであろう。消防に提出したけどいつもの通り引き取りになり精査のうえまた連絡するとの事。おそらく修正が入りその場で受け取り可能か再提出になるかもしれない。
写真は図面作成中のパソコン画面です。EXCELの細かいセルが見ずらいかもしれません…
↓↓新ブログでもランキング登録しました! 是非ブログを読んだらクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
この記事へのコメント
ぽん
うめうめ
コメントありがとうございます!
jwCADは以前挑戦してましてjwcadで図面作成してブログ記事にも
したのですが…
http://setubisi.blog.fc2.com/blog-entry-396.html
1年少し経つだけで使い方を全く忘れてしまいまして(汗)
慣れないソフトだとやる気が出なくて年だなぁと思います。
通りすがり
千葉市では定期の消防訓練を延期する場合について案内が出ていますし、定期の消防点検も同様に延期、しばらく免除なんてことになるかもしれません。
経済産業省はコロナの影響で電気設備の点検が出来ない場合の案内を出してますし、国土交通省も車検の有効期限を延伸すると発表しています。
総務省や消防庁もそのうち定期点検などについて言及してきて、しばらく仕事が全く無くなる可能性もおおいにあると思いますよ。
うめうめ
消防設備点検が免除とかって言ったら完全に仕事が無くなりますね…
考えただけでも恐ろしい。今、忙しく仕事させてもらっている事に
感謝せねばですね。
不景気になって目の前の生きていくことに必死になる世の中になると、
最低限必要な事にお金を使い削れる所から削っていく事になるでしょう
から消防設備点検しなくても火事さえおこさなければという事で
やらなくなる可能性も十分あり得る。