
先日、2日間かけて工場の点検に行ってきました。最近は自社物件や小さい入札案件しか点検しておらず1日で終わらない物件の点検は久しぶりでありました。R型を触るのも年に数回程度…そういえば仲間の防災屋と長電話していた折、小さい町場の防災屋の従業員は使えないのが多いなという話になりましたが(汗)気をつけねば…町場の防災屋は定期の自社物件をのんびり点検して回るだけで新規物件も少ないし時間に追われることも少ないから経験値が足りないし、点検表の赤入れも適当で要領を得ていないし、そのうえプライドばかり高くて…みたいな話。そうならないよう頑張らねば!
さて、点検ですがまずホーチキのR型受信機を見るとプリンタ用紙切れと障害で断線表示が出ていました。8を6桁でメンテナンスモードに突入!これで何をしなくても移報停止とか防排煙連動停止とか音響停止とかをやってくれるとても便利な機能。プリンタ用紙はおそらくメーカー毎いや機種ごとにも規格が違うんだろうな?点検会社のためにある程度規格を統一して、点検の際に軽微な修繕ができるようにしていてくれれば補充できるのに。いちいち機種毎に取り寄せをしていたらプリンタが無くなってから補充されるまで半年とかかかりそうな予感。
断線は図面でアドレスを追って場所を確認すると1Fの下屋部分の6m以上上の炎感知器であり、夏場に誤作動が多発してしまうため天井裏で配線を切ってしまったとの事。😖😖😖
前回の点検時にアドレス入力して感知器での確認灯点灯まで確認しているので、今回はR型という事で図面を手元に目視点検をしていく事に。それでもアナログ感知器でない差動スポットや分布型が結構設置されていて、ワンフロア点検するだけで半日かかってしまった。工場や倉庫あるあるですが、分布型の格納箱がひん曲がっている箇所発見。中の分布型は破損していないのでヨカッタ。やはりフォークリフトの操作ミスでぶつけたりするんでしょうか?分布型は結構高い箇所についていて、背の高い自分180cmが手を伸ばしてギリギリ空気注入できる箇所についていた。脚立をもって歩くと面倒なんで何とかその体制で約30空気注入しました😃確認灯がついているし分布型の蓋を閉めても確認灯が見えるタイプなんで復旧を待たず次の空気注入という感じで実施。
天井が高いと感知器も良く見えなかったりしますね。建築点検ではないですが双眼鏡とか持ってた方が良いのかな?スマートフォンで双眼鏡アプリがあるんで見えないところはアプリで見たりしました。話は変わりますが、スマートフォンの使用頻度が高すぎてかなり重くなってきたので楽天の月3000円のタイプで2台目購入することに!まだ契約中ですが来るのが楽しみであります。電話とアプリ動画用で2台持ちしようかと思ってます。
なぜかある警戒の少々高めの箇所がアドレス付きではなく普通のスポット型がついているため、能美の6m長尺にHK-3の頭をつなげて点検することに。ところが、いくらネジを締めこんでも頭がペコンと垂れてしまいます。これもあるあるですよね😞いつもは、後輩に長尺で点検してもらってるんですが彼は養生テープを巻き込んでやっていたので真似して巻いたんですがちょっとするとペコンと垂れてしまい…巻き方が下手なんですね。何回も巻いてやっとこさ点検完了。格好悪いんで金具を考えるとか、釣り竿タイプの長尺を持ってくるとかすれば良いんですが、最近は長尺使うケースも減ってしまいました。昔は下水処理の点検で毎日のように使用していたんです。
自火報点検はそのあと発信機ベル通話を終わらせて、借りてきた炎感知器用作動試験機にて点検を実施。光電式分離型の点検では減光フィルターなどはメーカー毎に異なりますが、炎感知器用作動試験機はメーカー問わず使用が可能のようです。実際にはライターの炎等でも作動するようですが、当然ながら高場のため試験機が必要。試験機を見るとAモードとBモードがあり、紫外線式スポット型感知器の場合はAモードBモードとちらでも作動するようですが、赤外線式スポット型感知器の場合だと感知器の型式によってAモードで作動するタイプとBモードで作動するタイプがあるようです。
どちらのモードで作動するか不明のため両方実施。高場なんでちゃんと照射されているかわからなかったですがBモードで作動したのでBモードにて継続点検していきました。
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