消防設備用バッテリーの交換作業

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 先日、医療機関の消防設備用バッテリー交換作業に行ってきました。弊社で点検している物件ではなくバッテリー交換の見積依頼があり、見積もり合わせのうえ弊社にて交換を実施することに。医療機関のためかバッテリー交換をしっかり管理しており5~6年で定期的に交換を実施しているようであった。なんと、受注金額はバッテリー交換で三桁を超えます。どれだけバッテリー交換するのかいって感じ。とはいっても少々大きめの病院ってくらいで大学病院とかではないから、大学病院とかだったらどんだけ金額かかるのかなぁって思います。

バッテリーの廃棄は一般社団法人JBRCというところに登録して無料で廃棄をして頂いています。無料ですから大変ありがたいですけど、当然ながらリサイクルをしているという事で廃棄物の中には鉄とかお金になるものもありますからバッテリーも本当は結構お金になるのでは?とか考えてしまいますがどうなんでしょうか。こちらの機関では以前は段ボールにバッテリーを詰めて廃棄していたんでが最近では専用のペール缶を送ってもらい、それに詰めて送り返すというように運用が変わりました。

それで今回のバッテリーを廃棄したのですが2缶(1缶あたり10kg~20kg)に一杯になり、さらに入らないバッテリーがある事が判明。それが、DC24V、10AhのバッテリーとDC24V 8Ahのバッテリーで長さが送られてくるドラム缶より長くて物理的に入らないのだ。問い合わせをするとドラム缶よりも長いロング缶というのがあるらしく、それを手配中である。

実際に何に使うバッテリーかというと、10AH×2がR型受信機用バッテリー
いくら警戒数が多いからといって、こんな馬鹿でかいバッテリー2つも必要なんでしょうか?8AH×2がハロン消火設備用バッテリーこちらも馬鹿でかいのが2つですが、起動ボンベに穴を開けるのに容量が必要なんでしょうか?3.5Ahが窒素ガス消火設備用バッテリー、1.65Ah×3が直流電源装置、附属電源装置、CRT用のUPSも交換しました。サーバー用UPSは停電時に安全に電源を確保してシャットダウンする名目でありましたが同様になりますでしょうか。増設電源装置用バッテリー、火災通報装置用バッテリー、誘導灯信号装置用バッテリー、簡易自動消火装置は0.6Ah×4、表示機(副受信機)はDC24V 0.45Ah×12とまあよくこれだけあるものだ。

これ以外にガス漏れ検知器の交換も依頼されていたが、現場を見るとかなり高場で7尺を伸ばしても届かない箇所があるため次回、二連梯子をもっていってチャレンジすることとなった。

昔のバッテリーは20年とかたってもテスターで測ると結構頑張っていたりするが、最近のバッテリーは結構寿命が短いように思います。実際のところ20分をしっかり確保できる寿命というのはどの位なんでしょうか?メーカーはよく5年毎とか、パナソニックでは3~5年とか書いてありますが果たしてそんな周期で交換するもんなんでしょうか?この冬は確かに寒い時期に受信機でバッテリーエラーが3物件位出てしまい忙しい時期だったので困りました。早めの交換提案を心がけていきたいと思います。

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