先日点検にお伺いした先は学生向けの宿泊施設であったが、全面リニューアルに伴い消防設備が一新されているとのことでした。費用は前回と同様でお願いしたいとのことでしたので現調もできず行ってみてからのお楽しみといった感じでありました。そのうえ10時より消防訓練にて機器説明をして欲しいとの要望があり、ちょっと不安を覚えつつ点検に伺いました。
現場にいくとまず受信機と非常放送が新しくなっており、受信機がニッタンからホーチキに、非常放送が松下からケンウッドに変更になっていました。まず消防設備点検ができるように停止操作や警備連絡、点検君5のセットなどをしていると早速、「準備できましたら機器の操作方法を説明して欲しい」と言われ(汗)15人前後が受信機前に集まり説明を実施。今思えばクラスター発生しやすそうであったと思う次第。
基本的な鳴動時の操作方法を火災の際と非火災の場合に分けて説明。火災通報もあわせて実施。そして10時になって実際に感知器を作動させ火災通報装置は連動でないため火災通報装置の隣にある通話装置のボタンを押して通報訓練も行った。火災通報装置の受信機より通話装置の方がプラスチックを外しやすいので、いつもこちらで操作してもらっている。結構音量が大きく近隣住民にも影響があるとのことで少したってから音響停止操作をした。
そのあと、消火栓BOXにて放水の仕方を実際には放水せずに説明。1号消火栓から易操作性1号消火栓に変更になっていたため、1人で操作可能な旨や保形ホースなので必要な分だけ伸ばせばよいとか長さが30mとか説明していると「本当に放水できるんですか~??」と若手からよくわからんチャチャが入ったが、どうやら消防設備工事をした業者のようであった。チャチャを入れた意図は不明であったが問題なく説明終了後、受信機に戻ると、
非常放送の音量が大きくて近隣に影響が出る旨で議論となっていた。以前は非常放送はあったものの連動ではなくてベル鳴動であったがベルは屋外には設置されていないが放送は屋外にスピーカが設置されているため今後どうするかといったような話であった。
その中で最初はそんな大きくなかったのに急に音量がでかくなったと問題になり、マイクで話をしたあとに急に音がでかくなったけどどうなの??と聞かれ「マイクを握ることで感知器発報から火災断定となったからです」と伝えた。放送内容については理解していたが、音量についてはあまり意識をしていなかったのであるが確かに火災断定後音量はきついものがあった。
感知器発報時は「ファンフォンファンフォン火災感知器が作動しました。係員が確認していますので次の放送にご注意ください」といった女性のメッセージが流れる。ところが火災断定後は「ファンフォンファンフォンファンフォン火災が発生しました落ち着いて避難して下さい。キュインキュインキュイン」と男性のメッセージとシグナル音が鳴動するのだが、この「キュインキュインキュイン」がやたら大きくてきつい音だった気がする。
あとは訓練の際のあるあるだが、音がうるさすぎて火災通報装置での通話が聞き取りずらくて困るというものであった。訓練後に消防設備点検を再開したのであるが、受信機を見ると今度は工事業者が延々と昼を過ぎるまで機器説明をしていた。わざわざ説明をしたのにまた説明受けるんだったら必要なかったじゃないか!と思ってしまうが施設の方からしたら聞ける機会に何回でも聞いて理解したい気持ちなのであろう。
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