
GWに突入して唯一の仕事としてスプリネックスの解体工事に行ってきました。大きめの2F建てグループホームの消防設備を解体するというミッションで自火報、火災通報、スプリネックス、パッケージ型消火設備の4種類の解体を実施。
まず手始めに自火報、火災通報の受信機を解体。誘導灯は電気工事業者にて解体するという事で誘導灯信号装置は残しておいたのであるが、受信機解体時に受信機内部に設置されているリレーを外すと案の定、誘導灯フラッシュ&誘導音が鳴動してしまった。誘導灯信号装置の電源&ブレーカーを落としてもやはり同じ。この仕組みはどうにかならないものかと思う。停電してしまったらバッテリー容量が無くなるまでフラッシュ&誘導音鳴動が継続されるのである。リレー側でジャンプすれば大丈夫かと思うがユーザー側にやさしい仕組みとは言えない。とりあえずリレーが接続されている配線だけ残して受信機は外す事とした。
次に本丸のスプリネックスの解体へ。1BOXに大きいタンクが2台設置されていて計6台のタンクを外さねばならない。まずはじめにスプリネックスのタンクへ接続されている銅管を外したあと、電源を落として3か所のバッテリーを抜きブレーカーも落としておいた。そうすると各BOXの表示灯とパッケージ型消火設備の表示灯も併せて消灯したのを確認。天井の差動、定温に電圧が来ていない事も確認。
そのあと、まず起動ボンベの解体をおこなった。起動ボンベはそれなりの大きさではあったが一人で持ち上げる事のできるサイズで、よくガス消火設備の点検で放出試験に使用するような窒素ボンベなので持って帰っても良かったが置き場所に困るのでやめておいた。ボンベに接続されている圧力調整器は何かの折に使用できるかもしれないので二つばかりもらっておいた。
つぎに強化液の入っているでっかいタンクである。接続されている配管を大きなプライヤー等で外していくが、タンクの内部と配管が消火器のサイホン管のように内部までつながっていて塩ビのサイホン管がうまく外せず。面倒なのでサンダーでぶった切ることに。金属部分にサンダーがぶつからないよううまくサイホン管をぶったぎって分離できた。二人がかりで取っ手を握って何とか動かしたが、持ち上げるのは無理で引きずるのが精一杯であった。一体何kgあるというのだ!!
BOXから下の地面まで段差があるのでその際に中の強化液がはねて顔にかかる羽目に。中は中性の強化液であるがPFOSは入っているんであろうか?とりあえず速攻作業着で拭いて作業を続行。次のタンクからは外した配管部分をガムテープで蓋をしてはねないようにして作業。指定の位置へ移動したあと、再度配管を外した箇所から強化液が漏れないように横にしたり倒したりした際に漏れないよう念入りにパテをうめてビニテで固定した。廃棄するだけであるが廃棄業者が困らないように。
何とか6台の解体を終え、次にパッケージ型消火設備の解体へ。スプリネックスが設置されているのに、さらにパッケージ型消火設備が設置されているのだ。老人ホームにスプリンクラーのほかに補助散水栓が設置されているようなイメージであろうと思う。1Fに2台、2Fに1台設置されていて、1台の箱の中に3本のタンクが設置されている。スプリネックスのタンクよりは小さいものの、1本の配管に3本のタンクが設置されていて解体の際に3本まとめてBOXから出さないとうまく解体ができなかった。何とか2人でBOXから取り出せたが、最後の2Fのところで最悪にも自分の左足の甲(安全靴だが堅い箇所より少し手前)へボンベが落下。うぇ~~かなり痛かったが我慢できなくはなかったので様子見つつ作業継続した。何とか解体工事はそんな感じで午前中で終了。
帰宅後、甲を見ると少し腫れていて脚のひねり具合でたまに痛かったが湿布を貼るだけで次の日には気にならない程度に回復。もう問題ないとは思っていたのだが6日後のこどもの日に娘が自転車、自分がマラソンで自宅から4~5km先の今度、オープンするKADOKAWA本社の桜タウンに行って戻ってきたら足の甲がかなり腫れてしまった(汗)(汗)結構痛いし参りました。とりあえず様子見て病院に行こうと思います。
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