避難器具の設計届作成

DSC_3213.jpg
 GW明け5月、消防設備業者の状況はいかがでしょうか?弊社の場合は緊急事態宣言解除が見えたあたりから学校施設の点検にて逆に5月中にやってくれという所が相次いでおり対応に追われています。このコロナ騒動で大変なのは何といってもリスケ対応ですよね。面倒でありゃしない。特に消防設備点検となると、丸1日同じ物件の点検という事が少なく1日に数件実施する案件というのが結構ありますが、神奈川県方面でドッキングして毎回実施していた案件が片方だけ実施で片方はコロナ延期とかなると計2日要す事になってしまい参りました。同様の案件が数件存在して、まあ仕方ないかなと思いますが、その歪みが6月以降に襲い掛かってきそうです。

また4月に予定を組んで実施予定だった案件も直前になってコロナだからと延期になってしまう案件もあり人数を多く入れるような物件だと、応援依頼している方々にお断りの電話をしたりして申し訳なく思います。

さて3月4月コロナ騒動の中実施しておりました3F建ての2Fに児童支援施設が入るための自火報新設工事ですが、いろいろと難題がありましたが何とかGW前に消防検査が完了致しました。また2Fには金属製吊り下げはしごを新設しましたので設置計画、設置届を作成しました。以前、作ったようなおぼろげな記憶がありましたが書式を見てみると作った記憶が無い…せっかく消防設備士全制覇しても甲種はほとんど利用しておらず悲しく思います。結局、よく使うのは甲4のみで甲5をやっと今回使い、甲1、2、3を使う機会はあるのだろうか?できれば水の工事系も自分達で工事しなくても、設計は自分でやって工事だけ水道業者とかにお願いして資格を活かしたいものです。甲2は点検すらほとんど機会が無いですし、甲3は移動粉末の新設の仕事でも来れば使う機会はあるのかな?

今回、誘導灯も新設して誘導灯は設置計画を出す事は知ってましたが、避難器具は出さなくてもよいかと思っていたのですが、地元所沢では避難器具も必要とのことでした。この着工届が必要ない設備については各市町村の消防によって設置計画が必要な消防とそうでない消防と様々であります。東京もやはり必要なんですが、東京の書式は設置計画なのですが埼玉西部広域消防本部(所沢、入間、狭山、飯能)では名称が消防設備等設計届となっておりました。

埼玉西部広域消防本部のホームページよりこの設計届をダウンロードし、概要表は日本消防設備安全センターのホームページよりダウンロード。このWordが、いかんせん使いずらくて仕方がない。枠の中に入力しても変に改行されたりうまく入らなかったり。そもそもWORDというソフトが未だに日本のスタンダードのソフトとして利用されている理由が理解できない。パソコンに一太郎はインストールされていないので10年以上一太郎を使用していないけれど、日本の文章を作成するにあたり一太郎の方が優れている事が今もなお変わらないことが想像できる。縦型の文章を作成したり長体、平体の文字を作成したり、文章間、文字間のサイズを決めたり、まあ昔のワープロでも良いんですけどそういったところが昔よりだいぶレベルが落ちている。ワードはそういうソフトではないと言われたらそれまでだけど、ワードが文書を作成するスタンダードとして認識されている以上、もう少しそこらへんの機能をしっかりしてほしいものである。

話が脱線しましたが、自火報の着工届、誘導灯の設計届をもっていった際に避難器具の設計届も出すよう指導があり再度、消防署へ持参。地元だから良いですけど遠かったら最悪ですね。概要表には避難器具の種類、数量、型式番号等のほかに開口部の大きさ(窓枠の大きさ)操作面積つまり避難器具を箱から出したりする場所の面積。ちなみに金属製吊り下げはしごの操作面積は0.6m×0.6m以上、面積は0.5平米以上となっている。甲5を取得した際に覚えたかもしれないが今は全く覚えていない(汗)(汗)

あとは固定部材にかかる設計荷重、固定部材の許容応力…kn(キロニュートン)。これは調べたけどよくわからなかったので空欄で提出したが何も言われなかった。

写真は消防検査にあわせて金属製吊り下げはしごをおろしておきました。降下試験は無く目視におる検査で終わりました。

↓↓新ブログでもランキング登録しました! 是非ブログを読んだらクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ


この記事へのコメント