
このところ忙しく、この前の日曜が二週間ぶりの休みでした。1ヶ月休みなしだとかいう消防設備士や150日休みなく働いている阿部首相や芸人さんだったり凄いなぁと思います。自分はこの仕事が嫌いという訳ではないけれど、やはり仕事は仕事、プライベートはプライベートという事で電話対応以外は一切、仕事の事を考えない時間が無いとやってられないです。そんなんでは同業者に差をつけられるばかりですが…
ということで久々のブログ更新の言い訳はさておき、相変わらず誤作動が多くて困ります。最近、原因不明のお蔵入りの誤作動現場が増えてきてどうしようかと悩みます。以前ブログでも書いた共同住宅では一斉に全室入る機会もなく点検入った折には何ら問題なく電圧等も異常ないのに…うーーん防犯カメラでも設置したい。先日行ったところでは差動9個の警戒が発報と復旧を繰り返し電圧が8Vと16Vをいったりきたり。どこも確認灯が点灯していなくて離線処理をして感知器交換と配線調査で後日再訪問する予定。
その時は気づかなくて情けないですが、ニッタンの終端抵抗がどうも怪しい気がしてきました。終端抵抗の設置個所がどこなのか、点検の際に気づいたらその3の備考にでも記載しておこうかなと思います。青木防災さんのブログでニッタンの終端抵抗を分解してみるという記事がありましたが、どうやらただの抵抗とは違うらしくコンデンサーが入っていてコンデンサーが逝かれると導通状態になるらしい(汗)確かに言われてみればニッタンの終端が原因のことってチラホラあったよなぁ。経験則が活かされていないことに腹が立つ…溶けるような暑さのせいだったと思いたい(笑)
誤報といえば、やはり消防署員の方に見て頂ける機会も多いですよね。大変お疲れ様です。以前、同業会に来て頂いた消防署の方も本当の火災での出動より誤作動での出動の方がはるかに多くて大変とおっしゃってました。この前の日曜の夜にも誤報があり消防署の方が近隣住民からの通報を受け対応して頂きました。こちらはリモート電話対応でオーナーとのみのやり取りで、「1Fの通所介護のテナント内の玄関開けたすぐ左の熱感知器が点滅してまして、ヘッドを外してつけ直したら復旧した」とのこと。夜なんで当然営業時間外のもぬけの殻の時間で発報ってムムム…またもニッタン。誤作動って同時期に多物件で同じ現象があったりするから終端を疑ってしまう。今日行って確認してきますが原因解ればよいが、誤報恐怖症にすらなりそう(笑)
せめてヘッドを外しといてくれたら良いのにとも思いましたが、消防署殿としては火災を未然に防ぐいう大前提がありますからそういう事は基本しないですよね。音を止めっぱなしとか線を抜いてくるとか感知器外したままとかそうそうしないので、復旧できないと消防署様から今すぐ来てくれ状態となります。これから台風シーズン…差動スポットに空気管…倉庫とかで気圧の変化で誤作動頻発せねば良いが…
写真は旧型の避難ハッチの写真です。このタイプ大嫌いですね~いわゆる三動作式避難器具という事で上蓋開けて下蓋開けて、赤いレバーを引いて梯子を降ろします。巻き上げタイプでないからハシゴの重力でズドーーーンと落ちるため怖いです。先日行った新規案件では2F~6Fまで全室設置されていて大変でした。20年以上点検していない箇所もチラホラあって固着してしまい途中でとまります。止まっているときの原因として下蓋に接触していたりとかいろいろあるんですが、無理やり降ろそうとして梯子を揺らしたりすると恐ろしいことにベランダ外にズドーーンと斜めに伸びてしまい大変なことになりました。二人がかりで何とか戻しましたが恐ろしいハッチです。そしてそれ以外にも写真の通り梯子を降ろしている間に赤のレバーが戻ってしまいひっかかり荷重がかかって赤いレバーを引っかけるバーが曲がってしまいました。なので梯子を戻すと赤いレバーでストップできるんですが、空間が生まれてしまいストップが効かない状態に。つまり下蓋で梯子を支えているわけですが、下蓋を開けた途端にズドーンと落ちかねません。点検で生じた不具合ですが(汗)ハッチ改修をしていきたいですね。
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