
もう年末が差し掛かってきました。世間はコロナで飲食店等は休業で大変ですが防災業は関係なく年末に向けて多忙になってきました。一つずつ仕事をこなして何とか乗り切っていきたいと思います。
さて、最新ではないかもしれないですが私の中で最新ニュースという事で、まずタイトルの件参りました。10月20日に発生した旭化成の延岡での火災の影響で半導体等の部品供給ができないためパナソニックの製品が新規受注停止となっています。主な対象商品がP型煙、住警煙、サーミスタ熱、インターフォン、火災通報装置。火災通報装置はおそらくサクサ製なので他社の火災通報装置も在庫限りかと思われます。うーーん、在庫ってあるのか?今のうち確保しておくのも手かもしれないが…微妙ですね。
弊社は点検メインでインターフォンなどは手掛けてないんですが、たまたまインターフォンの更新見積依頼があってパナソニックに問い合わせをホームページの方からしていたのですが一向に音沙汰無し。それで先週末にパナソニックの仕入れ業者代理店より上記の話を聞いて合点がいきました。インターフォンや住警など結構防災業にとっては大打撃ではないでしょうか。今現在、復旧時期が未定であり、もしかしたら数年先かもなんていう事も?せっかく来たインターフォン更新の大型見積依頼もお流れになりそうで残念であります。
こちらの話を同業者と電話していたら、火災通報装置の話題となりNTTがアナログ回線撤廃を2024年1月から開始し2025年までに完了すると表明しており、火災通報装置がヤバいと。新規のグループホームへ火災通報装置新設のためにアナログ回線を引くのはお客様に対し優しくない等を話しておりましたが、新設の話より既存顧客の火災通報装置が早いとこおふれを出しておかないと不味いなと。まず、サクサ最新の火災通報装置ならIP電話回線対応ですが、SDE-204F(4)から古い機種は全てアナログ回線のみですから火災通報装置は交換せねばならないでしょう。それと同時に新たにIP電話回線(光回線など)を新設する必要があるので簡単な話ではないですね。消防署からの逆信電話でうまくつながらなかったりインターネット回線だといろいろと問題が起きそうでアナログが一番シンプルで良いんだけど。
ネットSHOPで販売している高額なANTS-101もアナログ回線撤廃で使えなくなるんじゃないの?とか言われてしまい(汗)ましたが、こちらは火災通報装置側につなげて使う簡易疑似交換器なんで関係ないかと思います。
また高輝度誘導灯の赤ランプ点灯、不点灯が顕著に表れてきましたが冷陰極ランプは東芝、三菱は生産完了、パナソニックも2021年3月で生産終了となっています。もしかしたら生産完了でも探せば在庫があるのかもしれませんが、正直このランプの型式が複雑すぎて訳がわからなくなりますし、将来的なことを考えるともう生産完了という事でLED本体交換で見積もりを出すようにした方が良いかと思います。
写真は自家発の標識が取れてしまったものです。半年前に設置したのですが落ちていました。屋上で海風もあたり環境が悪いせいなのでしょうか?情けない限りです。今度はしっかりと拭いて強力な両面テープ&接着剤で取付してきました。半年後果たしてどうなっているのか?
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