
ついに1都3県の緊急事態宣言が発令されましたが年明けから業務多忙で参りました。点検メインですから突発的な工事等は少ないのですが、消火水槽満水等の警報が多くて困ります。なぜかボールタップが水に埋まっていて(汗)どうしてなんでしょう…凍結による配管からの亀裂による緊急対応などもありました。
さてタイトルの件ですが、ついに点検報告書に限らず基本、消防関係書類全ての表紙の押印がいらなくなりました!!!これは画期的、我々消防設備士にとっては大変ありがたい話であります。消防関係の書類を届出者本人が届出をするのではなく我々消防設備士が届出を代行するのがほぼ一般的に多いかと思いますが、そうなると面倒なのがハンコの押印してもらうという作業。弊社もそうですし、他の防災屋もそうだと思いますが山のように収集したハンコがいらなくなる訳であります(笑)誰か欲しい人いないかな?点検報告書もそうですが、工事屋さんの設置届への押印もいらなくなるので、工事屋さんもきっと喜んでいる事でしょう。特に設置届の届出者は会社が多いので代表者印が必要だからこちらで準備することもできませんので。
基本、印鑑はダイソーなどの100円SHOPでゲットできるのですが日本には稀な名字がたくさんあって、100円SHOPに置いてない印鑑が結構あるのです。そういう時はハンコ屋に行って1000円で作ってもらうか、ドン・キホーテで自分で作成できる機械があるのでそちらだと500円で作れるのです。ドン・キホーテで印鑑作成の間に酒類をプラプラして結局、1000円以上のお金を使ってしまうなんてことも今後無くなってしまうのですね^^;
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/b6935287f618344ea70a817f4face029f695ac14.pdf
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この記事へのコメント
kuri
とまぁ細かいことはさておいて。
楽になる≒メリットではない気がするんですよね。
今回届出者の印鑑いらなくなった件で郵送提出を認めている現状と合わせると不正する心理的なハードルも著しく下がるのではと危惧しております。(届出者側)
また点検業者側からすると作成した報告書をお客様に確認いただくことなく提出できる流れになると不良山盛りにした報告書を提出し放題w
書類作成代行消防設備士が大量発生しても不思議はないかなぁと。
となると真面目に報告書を提出しに行くと絶縁抵抗はすべては測定しましたかとか消火器の機能点検は実施しましたかという不毛な議論が発生しちゃうのではないかなー面倒くさいなぁと。
印鑑なければもはや無法地帯だと思うんですけどね。
だもんでうちは点検者の印鑑は押し続けてますしお客様にも報告書確認頂いて要らなくなった届出者印も押していただいております。
うめうめ
コメントありがとうございます!
押印が無くなると消防設備点検報告書の価値というか品位が落ちる感じがしますよね。確かに書類作成代行消防設備士が大量発生したらヤバいです。現に点検報告を消防署へ持っていったとしても常に異状なしで出す業者知ってます。ロクな点検もせず大きな現場を1~2人とかで行ってガス消火なんて何もしてない??なんていう噂も。消防署の査察にそこまでのチェック機能があるとも思えませんし、郵送&押印無しはそういう業者を加速度的に増やす原因になりかねませんね。
とはいっても押印無し&郵送は現に決められてしまったルールなので、こちらとしてはなるべく消防設備点検の品位を無くさないようお客様への説明は怠らず利用できるルールは最大限利用していこうと思います。
まあいずれ、そういう悪徳業者が横行すれば何かしらの防御策が打ち出される事と思います