消防設備士として消防設備点検の意義を感じる瞬間

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 未だ緊急事態宣言最中となりますが、予想外の状況となっているのが株価バブルであります。30年ぶりの最高値、29000円を突破しました。飲食業をはじめ仕事にありつけない方や給料やボーナスも平均値が減少しているのにどうしてこのような事態が起きているのでしょうか?私の予想では東日本大震災の時のように1万円を割り込む不景気に陥ると思っていたのですが???

一つ私が思うのは東日本大震災は日本だけの事でしたがコロナは世界規模だという事です。なので日本が大打撃を受けても世界がもっと大打撃を受けていれば世界の目はマシな方へ移るという事ではないでしょうか?人の往来はできなくなってもお金の往来はコロナ関係なく世界無限大であります。人の往来ができなくて行動が制限された分、お金や仮想通貨とか物品の無人配達とかにシフトしていったのかもしれません。

さて余談はこのくらいにして、タイトルの件ですが本日、弊社が点検している物件の管理人より「石油ストーブから火事があって1Fの消火器を使ってしまったから一応連絡しておきました。今度の金曜ちょうど点検ですよね?確認しておいてください」と連絡がありました。「ボヤで済んだのですか?」と聞くと「消火器で無事消火できたみたいです」との事。

何気ない会話ではありますが、何気なく済んだことこれこそが消防設備士冥利に尽きる言葉であります。年に1度あるかないかの話ではありますがたまにあります。私としては消防設備の意義の8~9割を消火器が占めていると思っています。活躍している消防設備の割合とかいう話になると消防さんの方が詳しいかと思いますが消火器ついで火災報知機といった感じでしょうか。日本人で消火器を知らない人がいるんでしょうか?海外であれば消火器の知名度がそこまで高くない可能性がありますよね。消火器の知名度をそこまで高くしたうちの一つとして消防設備点検が挙げられるかと思います。消火器を定期的に点検、配置されていることにより知名度アップにも貢献していると思います。常に人目に映りテレビドラマを見ていてもよくありますよね。

以前にもよくブログで語っていたと思いますが正直言って我々、消防設備士は設置工事や点検をした消防設備が活躍してお客様から感謝される事は皆無に近いと思います。消火器を使ってボヤで済んでもお客様にとって小火は不幸極まりない事件でありせっかく消火器が活躍しても暴言を吐かれる事すらありました。それでも消防設備士としての仕事に励む事によって皆の頭に消火器や火災報知機おの存在を知ってもらい、いざという時に使ってもらう事が我々の仕事であると思っています。

写真は消火水槽満水警報が出て呼ばれた時のものです。年明け2件連続して消火水槽やら補給水槽の満水警報が出て参りました。補給水槽は放水後結構水抜いたはずなのに2週間たって満水、消火水槽も放水後水位は全く問題なくボールタップがしっかり顔を出していたと聞いていましたが、やはり2週間近くたって満水警報。どうしてなんでしょう??困ったものです。

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