炎検知器用作動試験器FTEJ001-P購入

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 コロナに加えて最悪の花粉症の時期に突入しました。まだ2月半ばにもなっていないのに鼻がムズムズ。これはヤバい傾向でありまして早速、オロパタジン(旧アレロック)の残りを飲んで毎日対処していこうと思いますが久々に飲んだら以前にも増して頭がぼーっとする感覚が大きくなっている事が判明。これは運転ほんとに気をつけねばと思う次第です。

さてタイトルの件ですが、新たな試験機を購入してしまいました。消防設備点検をしているとある物件について完璧に点検をしたのに一点、後悔があるとすれば炎感知器の作動だけ試験機が無くてできなかった…とかいうケースありますよね。後悔しないために少しずつ試験機が増えていく訳ですが彼らが日の目を浴びるのは1年に1度あるかないか。試験機の元は取れたのか?聞かれるとウーーンと悩んでしまいますね。こちらの炎感知器作動試験機は6万越えですからおそらく元は取れないんじゃないかなと思います。

滅多に使わない試験機といえば熱電対作動用のメータリレーなんかも半年に1度の倉庫物件で使うのみですし、外部試験機の類もマンションを点検していないので半年に1度出番があるかどうかといったところ。外部試験機は各メーカーありますが全てはまだ揃ってないですね。とりあえず、保守物件で必要になったら購入してます。

今回購入した背景には倉庫物件の点検で8.6mの下屋部分に炎感知器が10個以上設置されており度々誤作動が起きていて下屋の屋根の上の配線をぶった切ってしまっている状況でありました。未警戒状態では芳しくないため煙感知器への変更を提案させてもらいました。吹き曝しの下屋部分ですから煙感知器でも虫やホコリ等で誤作動の可能性が高いですが光電式スポット2種ならば脱着器を使って最悪すぐに外したりできると思いましたしあまりに頻発するようなら感知器に何か細工をするしかないかなとか…

ところが消防様へ着工を出すという話になり着工を持っていき現地確認のあと光電式スポットはNGという結論に。誤作動以前に火事が起きても煙が到達せず機能しないだろうという判断。確かに建築消防adviceをみると「大空間でかつ天井が高いこと等による熱及び煙が拡散する場所」の場合の具体例「倉庫等の上部等で高さ8m以上の場所」とあり、その際に設置可能な感知器として差動分布、光電分離、光電アナログ、炎感知器とある。そして消防様の結論としては差動分布でお願いしたいとの事であった。ムムムッ差動分布って空気管かぁぁぁ。弊社で見積もり施工するかはまだわからないが…

ちなみに炎感知器には赤外線式と紫外線式があるのだが本物件ではどちらの炎感知器が設置されているのか不明。ただ淡い記憶をたどると炎感知器作動試験機にAモードとBモードがあり、紫外線式の場合はAモードだろうとBモードだろうと同じ動きをして作動するとの事。赤外線式の場合はAモードとBモードで点滅する周期が違い、対応する赤外線式炎感知器によってAで作動する場合とBで作動する場合があるそうだ。確か、作動試験をした時にどちらかのモードでしか反応しなかった記憶がある。なので赤外線式かと思われる。

消防さんいわく赤外線式であれば日光で誤作動を起こす危険があるから紫外線式に変更したらどうかと最初に提案があったものの、再度メーカーへ確認すると紫外線式でも日光で誤作動を起こすな校正があるとの事であった。下屋の屋根の下だから直射日光があたらないのでは?とも思たが、大きなトラックがぱかーーんとトラックの屋根を広げた時にトラックの屋根に日光が反射して誤作動を起こしているのかもしれない。

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