未だに昨年末の宮崎での工場火災の影響が尾を引いていてパナソニック製の光電式スポット型2種煙感知器(BV454818)や光電式スポット型3種煙感知器(BV455818)の出荷停止が続いております。そこで2021年4月1日よりBVN454818やBVN455818が新たに新発売されました!といっても能美製のOEMにて形は能美の煙感知器と同じであります。互換性はどうなのか聞いたところ今のところ新しい受信機では問題ない旨わかっているが、古い受信機では不明との事。
うーーん、おそらくパナソニックと能美の煙感知器は経験上、互換性が良くない気がしたが・・・自分の経験上では能美とニッタンが相性がよく、パナソニックとホーチキが相性が良い。つまり能美-ホーチキ、能美-パナソニック、ニッタン-ホーチキ、ニッタンーパナソニックは相性があまり良くないのでは?と考えている。
ここでいう相性というのはP型受信機において煙感知器を作動試験したときに確認灯が点灯するかどうかである。基本的にはメーカーの互換性のせいで作動しないというのは未だに経験がない。こう考えるとかなりのパターンが存在する。受信機が能美で感知器がホーチキ、あるいは逆パターンという事を考えると自分の経験も全てのパターンを網羅しているとは言い難い。ただ、能美受信機に対しニッタン感知器、ニッタン受信機に対し能美感知器やホーチキ受信機に対しパナソニック感知器、パナソニック受信機に対しホーチキ感知器で確認灯が点灯しなかった事は皆無に近いように思う。当然、パナソニック受信機で能美感知器やその逆でも確認灯がしっかり点灯する事の方が多い。それでも点灯しないケースが往々にしてあるのは上記のパターンであるように思われる。
そもそも上記のような経験はパナソニックやホーチキの光電式スポット型2種が比較的安価で入るのに対し、能美やニッタンの感知器が高いことから他のメーカーの煙感知器で代用しようというケチな考えからであります。それでも煙感知器が不作動で交換する機会が多いのは圧倒的に能美の感知器であり能美の感知器の在庫が多く存在する機会も多くて、能美の感知器を他メーカーの受信機で設置してみたら確認灯が点灯しないという経験も多くあります。
話は長くなりましたが、このNがついたパナソニックの型番の煙感知器は互換性って大丈夫なんでしょうかね?とりあえず新設の受信機に対しての互換性だけ保障されてたりして?
さて写真は定温式スポット型1種防水熱感知器交換写真であります。煙感知器は高価だし誤作動の危険もあるため交換しても熱感知器は安いし大量だから放置している防災屋さんも多いのではないでしょうか?やはり予防修理、提案し改修費用が出るのなら少しでも早めに交換作業を行っていくべきです。写真のような40年以上も経過した失効感知器を生き残らせてはなりません!
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