ガス漏れ受信機の故障表示修繕

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 2021年1月23日にアップした記事の続編でありますが、ガス漏れ受信機を交換したのに故障表示が消えない件、再度訪問修繕に行ってきました。故障表示が出ている警戒は全部で7警戒。1警戒に対し中継器が1か所のみとは限らず、最大3か所中継器があるところもあって2名で半日を想定していましたが15時近くまでかかってしまいました。

1中継器につき最大で5個の検知器が接続されているのですが、作業方法はまず中継器側で5か所の端子が+6Vなのか-6Vなのかを確認し、-6Vとなっている箇所の検知器連動線を交換するという作業です。

これが結構面倒。

まず中継器側で2,3,5番目の端子が-6Vで連動線交換が必要だとします。1か所の検知器で連動線を外し中継器側で0Vとなる端子を探し、1番目端子であればそのまま連動線を戻し、2番目端子であれば連動線入れ替えを行うという作業。LPガス用検知器(矢崎製 YF-433F)なんで下に設置されており、化学室とか物理室とかは作業しやすいのですが科学準備室等の準備室系はたいてい机の裏側や棚の後ろに設置されてたりするので、凄い体勢で作業したり物をどかしたりして何とか作業。逆に中継器は結構天井に近い所でテスターを使うんで脚立の上でバランスを取るのが大変。

これを30個以上の検知器数全てで行ったので結構時間がかかりました。図面に検知器が中継器端子番号(アドレス)が記載されてれば良かったですがそんな訳もなく。

1月23日にアップした時と同様の事を書きますがこの先は推測で書かせてもらいます。5年毎のガス漏れ検知器交換会社のミスのけつ拭き作業であります。こちらの学校は保守していないので経緯は全く知りませんが、一連のガス漏れ受信機交換から始まり今回の調査改修作業に到るまで弊社の儲けになりましたが無駄な作業でありました。結局、5年期限のガス漏れ検知器交換作業を消防設備を知らないガス会社が40個20万で落札しても結局、受信機交換調査改修で追加費用が35万もかかったなら最初から消防設備業者に30万で検知器交換していれば25万損せずに済んだはずであります。

検知器交換の際には当然ながら故障が出て警報が出てしまうので受信機を停止しているはずだが、戻す際に故障表示が出ていることを確認しなかったのだろうか?そもそもの疑問が、検知器交換の際にどうして連動線が逆になったりならなかったりするのだろうか?全ての連動線が逆になっていたならまだわかるんですが、検知器のおよそ半数位の連動線が逆になってました。連動線の端子に+やーが書いてなくてもそのまま新しい検知器にそのまま結線するのが普通だと思うのですが・・・

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