線状降水帯による雷雨のせいで誤報の嵐

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 例年の事なのですが4月~6月は3月までの多忙さに比べると物足りなさを感じるほど余裕をこいていたのですが、思っていた通り7月に入るや否やスケジュールがパンパンとなり激務に追われています。不思議と多忙な時に限って新規案件の依頼だとか見積依頼だとか予定外の仕事が舞い込んできて調整に難航しております。そして只今頭を悩ましているのがタイトルの通り線状降水帯による雷雨のせいで誤作動の嵐であります。

6日前の日曜の夕方に発生した雷雨は結構凄かったです。所沢でも停電したり嫌な予感がしましたが、案の定、3件ほど誤作動の連絡あり。1件は前にもブログで書いた自動車工場の吹き曝しの駐車場で感知器作動。受信機操作が分からない方への受信機での非常放送連動遮断および非常放送の復旧を電話でやり取りするのにおよそ20分。1件は火災通報作動による消防署出動だが現場での対応状況がよくわからず原因不明。こちらも数回電話でのやり取りをしたので合計電話対応が30分位。そしてもう1件は学校の部室棟での火災が復旧せず、こちらは消防署からの連絡であったが現在は弊社で保守点検をしていない旨を伝えて対応しなかった。

そして、3日前にも雷雨がありやはり3件ほどの誤作動の連絡あり。1件は受信機で故障表示が出たとのことでエラーコードがヒューズ断線。おそらく雷によりヒューズが飛んだものと想定される。たまたま次の日に点検予定だったので翌日ヒューズ交換をして完了。もう1件が駐車場警戒で断線表示が出てブザー鳴動。とりあえずブザー停止をしてもらい様子を見てもらう事に。おそらく雨により絶縁不良といったところだろうか。そしてもう1件が学校の5階2警戒が発報中で復旧できず音も止められないという案件。

この誤作動がとても厄介であった。まず電話対応が大変。電話を出るとすでにファンフォンが鳴りやまず電話対応している方が受信機から離れたところだったので今いち話が通じないしファンフォンはうるさいし。それに保守点検先だがまだ一度も行ったことが無い物件だったという事も問題であった。とりあえず受信機前で電話してもらわないと埒が空かないので受信機前で電話をしてもらい、各種ボタンを一通り読んでもらう事に。どうやら非常放送連動停止というボタンは存在しないようで移信停止というボタンを押してもらってから非常放送復旧を押してやっとファンフォンを止めることができたが、そこにたどり着くまでに30分近くを要した気がする。後から調べると沖電気防災の1998年製P型受信機であまり触らない受信機であったから、それも時間を要した原因の一つである。それ以外にも警備会社の盤からの音が止まらなかったり、地区ベルが鳴ってしまったりと大変だったが、とりあえず音の停止だけなんとか完了しすでに夜だったためそれ以上の対応は翌日となった。

翌日は終日別の点検案件があったのだが予想通り9時になると電話が。今すぐ行くのは無理である旨を伝え、何とか15時過ぎに点検を終えて現場へ急行。事前の自火報その5を見ると5Fの2警戒は末端のようであったので、煙感知器が無い事から終端抵抗がいかれたかな??と想定していた。そして現地について受信機を確認し5F警戒の終端抵抗を探索。予想通り感知器内に終端抵抗は無くて発信機内だと思われたが発信機が開けられない(汗)(汗)

ちゃちい機器にはほんと参ります。発信機のふたがパチッと爪かなんかがはまるタイプでビスを外すタイプでないのが厄介。マイナスドライバーを入れててこの原理で外そうとしてもびくともせず。もう最後にはプラスチックが割れたらそれまでという思いで力を入れるとパかッと外れました。予想通り終端抵抗がL-C間に設置されていたので交換し受信機へ。ところが受信機の警戒は発報状態のままで変わりなし。

ムムムッ終端抵抗ではないのか。受信機の警戒がやられたのか?警戒のラインを外しても火災表示が消えず警戒も点滅せず点灯したまま…やはり警戒がやられたのか?他の空き警戒と入れ替えしても良いが空き回線処理とか調べるのが面倒だなぁと思いつつ、とりあえず受信機の電源を一旦落としてみることにした。電源を落としバッテリーを抜くと「ファンフォンファンフォン」

えっ?一体何が起こっているのか?一瞬フリーズしてしまった。とりあえず音を止めないとならないので非常復旧を押してもやはりまた鳴りだす。仕方なくマイクを握ってファンフォンを止めてから深呼吸をして考えることに。非常放送の盤を見ると5Fの警戒が赤くなっている。受信機は完全に電源が落ちているのに(汗)電気的とか関係なく受信機で単純にL-Cが短絡しているのか??非常放送と受信機を結んでいると思われる線(EC)線を外してみると非常復旧が効いた。

ムムムッやはり受信機内部で短絡してしまっているのか。こんなことってあるんだと感心してしまった。そして再度、バッテリーをつないで電源を入れると、いやはや火災表示が消えて完全に正常に戻ってしまったのだ。そしてEC線を戻しても非常放送は鳴動しない。初体験の不思議な誤作動でありました。

写真は新規案件の屋内消火栓用ジョッキーポンプです。消火栓ポンプ点検前に屋上等に補給水槽をひたすら探したのですが見つからず…なんか何も無い屋上だなぁと思っていると様々な機器が以前に設置されていた様子。おそらく補給水槽も以前設置されていて撤去したと推測できた。そのあとポンプ室に行くと消火栓ポンプのほかにジョッキーポンプが!!おそらく、補給水槽の代わりをジョッキーポンプが担っているものと思われる。

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