防火戸の修繕ヒンジ交換立ち合い

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 消防設備士をはじめて防火戸はもうかなりの枚数の点検をしているのですが、防火戸を外した修繕に立ち会ったのは初めての体験でありました。今までも見積もりは何度もしていたのですが受注に到らず今回は仲間の消防設備士が入院してしまい代わりに立ち会いに行った現場の内容になります。

防火戸の点検は大して大変ではないけれど防火戸を外すとなるとかなり重いだけに大がかりな作業となります。今回の防火戸はよく見る程度の大きさ(200×180くらい?)だったのですが防火戸修理の専門業者の方が4名来て作業されましたが外すときは4名全員が協力のもと作業しておりました。床すりによって防火戸が全閉しないための修繕です。

まず下側の防火戸の軸となるヒンジの箇所を慎重に調整?しそのあと上側の軸となる部分を外してから大人数で防火戸を外していきました。防火戸を床に寝かせてからヒンジを外し床すりしないように防火戸の下部をサンダーで切っていきました。そのあと新しいヒンジを取り付けるためにヒンジの調整箇所となるところに長方形の穴をあけていくのですが、これが結構大変そうであった。最初にドリルで穴を開けジグゾーが入るようになったらジグゾーでまっすぐ開けていったがもうちょっと良い道具は無いものかと思ってしまった。

そのあと、ヒンジを取り付けて防火戸を収めて煙感知器による作動により全閉する事を確認して完了。およそ2時間弱の作業でありました。なかなか自社で工事ができず専門業者に依頼しないと作業できないし、床すりなど不具合の内容に比べて修繕費用が高額になるので手を出しずらいのすが一度、立ち合いしたら要領も把握できたので是非自社でもどんどん見積もりして受注しようかなと思います。避難ハッチの工事や防火ダンパーの工事と同様の部類ですね。ただ公共施設の案件だと高額なので必ず見積もり合わせとなってしまうので、せっかく現調見積に来てもらっても受注できないと申し訳無く思ってしまいます。多少現調見積費を支払ってでもしっかり見積するような癖をつけていこうかと思います。

写真は交換したオートヒンジの新品です。なかなか見るものではないですね。

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