自家発負荷試験問題

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 こちらのブログを休止してから不定期再開しましたが特に通知は
していないので見ている方は少ないかと思います。なので多少、業界の
秘密などを暴露したり過激な事を書いても大丈夫なのではないかと💦💦

結構アクセスが多いときは、ちょっと間違った事を書くと批判的なコメント
だったり炎上っぽい事もありましたが、基本的には日常の消防設備士の
作業を好き勝手書いて記録を残しているブログでありますので深い事を
考えずに書くスタイルが一番楽であります。

もともと消防設備点検における成功事例などを見ても何も楽しくも無いし
自分自身も特に書く事もそれほどありません。まあ工事だったら成功事例
を書く事もありますし自分も今日は無事工事がうまくいって現場を収める
ことができた!!と思ったらブログに残しておきたいと思いますが、
如何せんそのような工事はあまり無くネタに困ってしまいます。

なのでブログに残しておきたいこというのはやはりハプニングだったり
失敗事例でありまして、馬鹿だなぁと思われますが失敗を糧にして次に
活かしていきたいものです。

さて今回の失敗事例ですが経営者ともなり先日、役所の点検の指名を受け
無事落札することができました。その点検の仕様書というのがA4で1枚
か2枚程度の簡素的なもので私の記憶では建物の住所と何階建てか位の
もの。一部の建物では防火対象物点検も実施する事というような記載で
あったかと。

普通、せめて消火器は何本で感知器は何個で等の仕様が最低あるハズ
ですが一切存在しない。なので通常であれば質問をするべきなのですが
自分としては質問をして自分が指名されている事を他業者にバレたくない
ため質問せずに建物自体はよく知っている箇所なので、およその点検人工
で考えて入札し落札しました。

そして昨年の点検業者の報告書ファイルを頂き確認したところ点検報告書の
他に自家発の負荷試験報告書も含まれていました。ですが追加の契約か
何かで入っているものと思っていました。無事に1回目の点検を終え普通に
報告書を納品し何か言われることもなく入金を確認できました。
そして2回目の点検が始まる頃に別業者から自家発の負荷試験はしたのか?
というような情報が…

いやいや、連結送水管の耐圧試験、消火栓ホースの耐圧試験しかり自家発の
負荷試験も当然ながら消防設備点検には含まないでしょと思い込んでいました
そして、契約書を確認すると「※自家発電設備は消防法~条に従い点検する事」
と記載があるではないか!ガビーーーン💦💦、負荷試験をやるとなると完全
に赤字ではないか!!!

失敗は2つある。A4の簡素的な指名入札依頼の書類を紛失してしまい確認
ができない事(そこには間違いなく自家発の事は何も記載されていない)
そしてもう一つの失敗はハンコを押す前に契約書をしっかり読まなかった事。

負荷試験を10物件近く実施するとなると100万以上の損失であるが
ほとんどの物件が実負荷試験ができることが判明したので最小限の出費で
済むように段取りしておりますが、こちらの案件は間違いなく赤字確定(泣)
それでも、お金とは別に契約を履行したという実績が欲しい案件でしたので
仕方ないと思っておりますが、やはりA4で1,2枚程度の仕様書で
こうなってしまったのは騙されたぁという思いが今も頭にこびりついて
おります。

さて写真の旧式の避難ハッチですが結構シンプルで気に入っています。
はしご自体はとても軽くて簡単に持ち上げることが可能なのではしごが
落ちないよう下蓋を開けることは容易です。できれば上蓋を開けるのと
同時に下蓋が開けば理想ですがそうすると開けたと同時にハシゴが落ちて
しまうので問題ですが、これが縄ハシゴで上蓋と下蓋が一度で開けば
一動作ではしごが下りて完璧なんじゃないかな?なんて思ってしまいます。

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